モルディブ旅行を検討しているけど「そういえばモルディブって料理は美味しいの?」「どんな感じの料理が出てくるんだろう?」と少し不安に思っている方もいるかもしれません。
そこでこの記事では実際に新婚旅行でモルディブのヴィヴァンタ バイ タージコーラルリーフに滞在したannaさんにモルディブの食事についてレポートしていただきましたので、モルディブ旅行どうしようかな?と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
モルディブ料理は基本的にこんな料理
まずモルディブ料理の基本的なところからお伝えすると、モルディブではその土地柄から、スリランカやインド系の料理が主流となっています。
温暖な気候で育った食材や、豊富な水産資源が使用された料理はまさに南国といった感じです。
モルディブ特有の料理や素材①魚料理
周りを海に囲まれたモルディブは、当然といえば当然ですが漁業が盛んで、魚介類消費国ランキングでは世界1位となっています。
参考記事:世界一魚を食べる国は誰もが憧れる有名リゾート。ちなみに日本は6位
そのためモルディブ料理では美味しい魚がふんだん使われた料理がよく食べられています。日本人にとって馴染みが深いカツオやマグロも日常的に使用されているのがモルディブの料理です。
例えばモルディブの国民的な料理「カルディア」はスープの中にカツオやマグロの大きな切り身が豪快に入っている伝統料理です。
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モルディブ特有の料理や素材②カレー
モルディブはインド洋といって、インドの下の方に浮かぶ島のため隣国であるインドやスリランカの影響を色濃く受けている国です。
そのため「カレー」もモルディブではよく食べられている料理です。ただ、日本と違うのは「魚」がメインのカレーであること。モルディブではビーフカレーではなくフィッシュカレーがよく食べられています。
モルディブ特有の料理や素材③ココナッツ
モルディブは南国であり、その辺にココナッツがたくさんある国です。そのためココナッツが日常的に食されています。
例えばモルディブの伝統料理マスフニは魚の身とココナッツなどをフレーク状にした食べ物です。
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・魚を使った料理
・インドなどの影響を受けている
・ココナッツを活用した料理
モルディブでの食事の良し悪しはリゾートによる
ここまで簡単にモルディブの基本的な料理や使われている食材についてご説明してきましたが、実はモルディブ旅行においては「モルディブの基本的な料理が何なのか」ということを知ってもあまり意味はありません。
というのもモルディブでの滞在の95%の時間は宿泊するホテルリゾートで過ごすことになるからです。
中にはモルディブの現地の方が住んでいるエリアに観光に行かれる方もいますが、ほとんどの旅行客は、空港に着いたらそのままリゾートに移動し、リゾートでの滞在が終わればそのまま飛行機で帰るという旅程を組みます。
そのためモルディブ旅行期間中に食べるものというのは=滞在先のリゾートでの食事になるのです。
リゾートではモルディブ料理以外の世界中のグローバルフードが食べられる
そんなモルディブ旅行の大半の時間を過ごすリゾートは、世界中から様々な人種・国の人たちが訪れるためモルディブの現地料理以外にも様々な国の料理がふんだんに用意されています。
例えばリゾート内にはフレンチのレストラン、イタリアン、ジャパニーズ、インドレストランなど様々なジャンルのフードが食べられるようにいくつものレストランが併設されていたりします。
ですので「モルディブで美味しい食事を楽しめるか?」というのは結局のところ良くも悪くも滞在するリゾートのレストランの質に左右されてしまうという事を理解いただければと思います。
例えばリゾートのレストランが1種類しかなく、モルディブの伝統料理中心でその他はあまり力を入れていなかったりすると恐らく食事の満足度は低くなります。
一方で様々なジャンルのレストランがあるリゾートでは毎日異なる料理を食べられるので非常に満足度が高くなったりします。
実際にモルディブ旅行で食べたものをご紹介
<滞在したリゾート>
ヴィヴァンタ バイ タージコーラルリーフ
レストラン数1件
※1件だったものの大きなレストランで様々なジャンルのフードがあった
➡︎ベルギー料理、 広東料理、 中華料理、 オランダ料理、 フランス料理、 ギリシャ料理、 インド料理、 地中海料理、 中東料理、 モロッコ料理、 シーフード、 四川料理、 ステーキハウス、 寿司、 タイ料理、 ドイツ料理、 郷土料理、 アジア料理、 洋食、 グリル / BBQ
カレー
カレーはモルディブの国民食といっても過言ではありません。インド人のように、毎日カレーを食べる現地人もいるそうです。
モルディブのカレーは日本のものと少し違います。大量のスパイスとココナッツミルクが入っており、スープカレーのような感じでした。
ロシ
ロシは小麦粉などを薄くのばして焼いたパンで、カレー同様にモルディブの国民食です。チャパティのような見た目で、もちもちとしています。
辛かったり、甘すぎたりしないので様々な料理と合います。私ははナンのようにカレーと一緒に食べたり、新鮮な魚をサンドするようにして食べました。
ジャムと一緒に食べても美味しかったです。
マスフニ
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こちらもモルディブの国民食マスフニです。朝ごはんで食べられることが多いようで、私もリゾートの朝ごはんで食べました。
鰹節(ツナ)・ココナッツ・唐辛子・ライムといったまさに南国!な食材が混ざり合っているふりかけのような感じで、これをお米やロシと一緒に食べます。帰国してからも食べたくなるような、日本人好みの味でした。
ヘディカ
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モルディブではハイティーという、午後4時前後に紅茶とおやつを楽しむ習慣があります。リゾートでも同様で、実際に提供されたのがこちらの料理でした。
油で上げたスナックのようなものや、軽く焼いたものなど様々です。しょっぱいもの、甘いものと色々な種類がありました。
主に魚のすり身やお米、ココナッツが入っています。おやつに魚?!と驚いてしまいますが、魚介消費国1番のモルディブならではです。
現地に行って、こちらにはない文化を体験できるのも楽しいですね。
フレッシュジュース・スムージー
ココナッツ、スイカ、オレンジなど現地の新鮮なフルーツを使用したスムージーやジュースを何度も飲みました。
なかでもココナッツウォーターは普段飲まないので、新鮮で美味しかったです!
その他モルディブのソウルフード以外の食べもの
リゾートのランクによるかもしれませんが、用意されているものはだいたい同じかと思います。少し例を挙げて料理のメニューをご紹介します。
オムレツ
注文すると目の前でスタッフが焼いてくれました。ハム・玉ねぎ・トマト・豆など好みの具材で作ってくれるので楽しく食事が出来ました。
パンケーキ・ワッフル
朝のビュッフェで出たので何度も食べていました。こちらも注文すると目の前で焼いてくれて、甘いホイップクリームやナッツ、現地の甘いフルーツ等をトッピングして食べました。
お粥
前日に食べ過ぎてしまったため、注文したような記憶があります。中国のお粥に近いような印象で、鳥の出汁がきいていたような記憶があります。
パン
ビュッフェに必ず用意されていました。甘くないテーブルロールや、現地のフルーツをトッピングしたデニッシュなど様々な種類が用意されていました。
ハム・ソーセージ・ピザ
こちらも定番ですね。イタリアン系のレストランもあるリゾートだったため、焼きたてのピザも食べました。
ステーキ・海老のグリル・ケーキ
コース料理で注文しました。リゾートにもよるのかもしれませんが、全体的に量が多く、お腹が苦しかったです笑
番外編:魚嫌いでも大丈夫!?管理人がモルディブで食べたもの
ここまでannaさんに実際の写真なども交えながらモルディブの料理について解説していただきましたが、管理人の私もモルディブに行った時に様々なご飯を楽しんだので少しだけご紹介できればと思います。
朝食ビュッフェ
朝食は毎日同じレストランで、ビュッフェ形式の食事でした。フレッシュジュースやコーヒーなどのクオリティも非常に高く、朝食が毎日待ち遠しかったです。
フレンチトーストやパンケーキ、ワッフルなどはその場で作ってくれ、その他のサラダやパン、チキン、モルディブのソウルフードなど様々な料理があり、毎日同じレストランでも飽きる事はありませんでした。
グリル
グリルレストランでは、石焼の野菜とステーキを食べました。これが非常に美味しくボリュームもあったため、滞在中に2回も行ってしまいました。
アラカルト的な何か
初日に行ったレストランでは、アラカルトメニューでよく分からなかったので適当にハンバーガーなどを頼みました。写真では小さく見えますが、どれもボリューミーで全然食べきれませんでした。笑
フレンチ
写真映えは微妙なのですが、フレンチは一番高級感があり料理のレベルも一番高かったです。特に手前のリゾットはトリュフのリゾットなのですが、トリュフがとてもたくさん使われていて非常に美味しかったです。
カフェバー
ジュメイラにはレストランの他に、お酒やコーヒー、水タバコなどが楽しめるカフェバーもあったのですが、ここではパスタなども提供されていました。
クオリティは非常に高く日本で2000円くらいで食べるパスタくらいのクオリティがあり、非常に満足度が高かったです。またコーヒーも美味しくとても素敵な時間を過ごせました。
日本から何らかの日本食も持って行った方がいい
ご覧いただいたようにモルディブのリゾートでは、現地の食事の他にも様々な料理が用意されています。それでも日本食はほとんどまともな物はありません。
レストランの食事はとても美味しいのですが、やはり滞在期間が長くなる程日本食が恋しくなってきます。
そのためモルディブ旅行に行く場合は、何らかの日本食を持っていくことをおすすめします。
例えばお湯を注ぐだけで食べられる味噌汁やお茶漬け、カップラーメン、非常食などがオススメです。
海で泳いだりして小腹がすいたときはルームサービスも利用できるのですが、別料金になってしまうのでそういった面でも持って行って良かったと思いました。
レストランが美味しいと評判のリゾート
ここまで、モルディブで美味しいご飯を食べられるかはリゾート選びが重要、といった内容をお伝えしてきました。
そこで最後に料理が評判のリゾートや、レストランの数が多いおすすめリゾートをご紹介したいと思います。
「旅行では何よりも食事が大事」と考えている方にとっては非常に重要なポイントだと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
コンラッド モルディブ ランガリ アイランド:Conrad Maldives Rangali Island
モルディブで最も料理に力を入れていると言っても過言ではないリゾートが、ここです。
リゾート内に11件のレストランを持つコンラッドランガリアイランドは、数々の賞を獲得したレストランや、世界初の水中レストラン「イター」で有名です。
ヒルトングループの最高級ブランドのコンラッドが提供する素晴らしい食事を毎日飽きることなく堪能することができます。
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ロビンソンクラブ:Robinson Club Maldives Adults Only
大人専用のラグジュアリーリゾート「ロビンソンクラブ」
ビュッフェスタイルのメインレストランと、シーフードメインでオーダー制のレストランがあります。
基本ビュッフェでの食事ですが、毎日テーマが変わるため飽きません。ソーセージやパンはドイツから直輸入しているというこだわりのあるリゾートです。
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バロス モルディブ:Baros Maldives
バロスモルディブも大人しか泊まる事のできないホテルリゾートです。レストラン3件とバーが2件あり、毎日飽きる事なくモルディブライフを満喫することができます。
ここは1つ1つのフードのクオリティというよりは、たくさんの種類のフードが揃っていることがポイントのリゾートです。
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アミラ フシ:Amilla Fushi
アミラフシは新婚旅行の滞在先としてかなり人気のリゾートです。8件のレストランがあり、その日の気分で好みの食事を楽しむことができます。
口コミを探しても非常に評判が良く、「日本人好みの味付け」ということでどの滞在者からも高い評価を得ています。
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ワン & オンリー リーティ ラ:One&Only Reethi Rah
セレブ御用達のリゾートで、食事も最高に美味しいと評判のリゾート。7つ星とも言われる高級リゾートでは食事も間違いなく完成度が高いです。
リゾート内には6件のレストランやバーがあり、アジア料理・中華料理・イタリアンなど様々なジャンルの料理を高いレベルで味わうことが可能です。
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モルディブの料理は美味しいの!?まとめ
ここまでご紹介してきた通り、モルディブの料理は滞在するリゾートによってその満足度を左右されてしまいます。
基本的にどこのリゾートでも様々な国の料理を用意しているので「ハズレ」というのはあまりないと思いますが、料理が何よりも大事!という方はしっかりと検討されることをおすすめします。