魅力を知ろう!モルディブの基本情報

モルディブの治安ってどうなの?注意点はある?首都マーレとリゾートは別物!

美しい海と、水上コテージ、南の島の楽園…そんな夢のような国「モルディブ」ですが、実際に行こうかな?と検討し始めると「そもそも治安って大丈夫なんだっけ?」と不安に思うこともあるかもしれません。

事実、モルディブは2018年2月に非常事態宣言を出すような事態が起こったこともあります。

そこでこの記事では2019年にモルディブに新婚旅行に行った当サイトの管理人である私がモルディブの治安の実際のところをお伝えしたいと思います!

 

モルディブの治安は首都マーレと滞在先のリゾートは別物と考える必要あり

まず初めに認識いただきたいのが、モルディブの首都マーレと滞在先のリゾートの治安は全く別物であるということです。

というのもモルディブは首都マーレのあるフルレ島を筆頭に約1,200もの島で構成される国で、現地住民の方はフルレ島などの大きな島に住む一方、私たち観光客が滞在するのは1つ1つの島に作られたリゾートだからです。

つまり観光客が滞在する場所と現地の人が暮らす場所は全くの別の場所ということです。

そのため、モルディブの治安について語る時には「首都マーレの治安」と「モルディブの各リゾートの治安」というのは全く別のものとして扱う必要があります。

管理人
管理人
実際、首都マーレに滞在するのは飛行機の乗り降りに使う時のせいぜい数時間で空港内から出ることはないのでマーレの治安はあまり関係ないんです。

モルディブに着いた観光客はそのまま船か飛行機でリゾートへ

モルディブ旅行と聞いて多くの人がイメージする、美しい海、ビーチ、水上コテージなどは全て1島1島のリゾート内にあり、旅行客の多くがモルディブのマーレ国際空港に着くとそのまま船か飛行機でリゾートに移動し、期間中ずっとリゾート内で過ごすことになります。

リゾートから出るためには船や水上飛行機になる必要があるので、島からほとんど出ない、という過ごし方になります。

リゾートでは食事はもちろん、様々なアクティビティが用意され、島から出て観光して回らなくても楽しめるようになっています

アクティビティの例としては、シュノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツやクルージング、ヨガ体験、伝統工芸体験などなど多種多様でリゾートによって様々です。

ちなみにモルディブのリゾートは1つの島を丸ごと1つのホテルグループが運営しているので、すべての行動がその島を運営するホテルリゾート内で完結するという形になっています。これがモルディブ旅行の基本的な過ごし方です。

ではこのあと、国際空港のある首都マーレの治安と私たち観光客が滞在するホテルリゾートの治安についてそれぞれ分けて解説していきたいと思います。

モルディブの治安はここがポイント

空港のある首都マーレの治安と観光客が滞在する各リゾートの治安を分けて考える

 

首都マーレの治安について

それではまず国際線が到着するマーレ国際空港がある首都マーレの治安についてお伝えしていきます。我々観光客はここにはほとんど滞在する事はなく「空港内だけ」というパターンも多いはずです。

ここでは首都マーレの治安について「空港内」と「市街地」の2つに分けて解説しようと思います。

空港の治安は普通

後述するホテルリゾート内ほどではありませんが、首都マーレのマーレ国際空港の中は特段危険ではありません。

貴重品や鞄から目を離さないなど、基本的なことに気をつけていればまず大丈夫です。また、空港に着いたらすぐに、リゾートの受付へ行き高速船や水上飛行機へ乗る人がほとんどですので、そもそも滞在時間も多くありません

空港内もリゾートの係員が案内してくれますし、空港内で長く過ごす人は少ないので過度に心配する必要はありません。

 

マーレ市街地の治安は少し注意が必要

空港内は治安が良くても、マーレ市街地は若干話が異なってきます。基本的に希望しない限りマーレ市街を出歩くことはないのですが、もし滞在する場合は少し気をつけて滞在する必要があります

というのもホテルリゾートと違ってマーレ市街は地元の人や観光客などの不特定多数の人が出入りするからです。

とはいえ、犯罪大国とかそういった話ではないので、海外の他の国と同様に以下のポイントのような基本的事項を守れば、安全に楽しめます

以上神経質になる必要はありませんが、海外旅行で気をつけるべき基本を守って楽しく観光しましょう。

首都マーレはこんなところ

ちなみにマーレは世界一の過密都市とも言われていて、モルディブの人口の1/4から1/3の人数が暮らしています。

高層ビルが密集し、歩いても2時間ほどで一周できる小さな島に約13万人が暮らしています。

さらに近年中国資本による開発が進み、空港周辺では中国語の看板を多数見かけます。また工事中の場所も多く、さらに開発が進んで行くことが予想されます。

首都マーレには、地元の人が利用するマーケットやスーパー、サンゴでできたモスク「フクルミスキー」など観光スポットもいくつかあります。マーレの観光スポットは狭い範囲に集中しているので、1時間もあれば見て回れます

このように、首都マーレは国際線が多数乗り入れるモルディブの玄関口であり、リゾートだけではわからない、モルディブの地元の人がどのように暮らしているかがわかる場所でもあります。

管理人はマーレ市街には立ち寄りませんでしたが、時間があれば少し足を伸ばしてみてもいいかもしれません。

 

各ホテルリゾートの治安は非常に良い

続いて観光客が滞在するホテルリゾートの治安についてお伝えしていきますが、リゾートの治安はびっくりするほど良好です。

その安全さは夜中に1人で出歩いても問題ないほど。

私は今までに15カ国ほど海外旅行をしていますが、今まで経験した中で最も治安が良く、安心して何も考えずに過ごすことができました

 

リゾート内で、治安が良いと思ったエピソード

一口に「治安がいい」と言ってもどれくらい良いのか想像するのは難しいかもしれないので、リゾート内が治安が良いと言えるエピソードを少し紹介します。

エピソード1:夜中まで毎晩バーで過ごしても大丈夫!

多くのリゾートでは、リゾートから出なくても滞在を楽しむことができるように夜遅くまで島内のバーが開いていることが多いです。

バーではお洒落な音楽が鳴り、アルコールに加え水タバコなども提供されていたりと、まさに「海外のバー」な感じですが滞在中全く身の危険を感じたことはありませんでした。

滞在している観光客も家族やカップルで思い思いにゆっくり過ごしていてどこかの誰かに絡まれたりすることも全くありません。

滞在している人はみんな高いお金を払って家族や恋人と来ているので当然といえば当然ですが、「海外でここまで無防備になっていいのか」と思えるほど無防備に過ごすことができます。

夜中の2時頃にバーから宿泊している水上コテージまで帰る際にも、見回りをしている従業員を何度も見かけました。旅行客が安全に過ごせるようにいつでも従業員の目が届くようにしていると感じました。

 

エピソード2:朝焼けを見に真っ暗な島内を散歩

朝焼けが見たかったので、朝5時に起きて真っ暗な島の中を歩いて島の東側へ行きました。朝早くは他の観光客も寝ているため人気もありませんでしたが治安面は全く気になりませんでした。

何度も海外旅行をしていますが、真っ暗なうちから外を出歩いても良いと思えたのはモルディブ旅行くらいです。

また、早朝にも関わらず、従業員が清掃をしており、24時間従業員の目が届いている点も安心しました。

 

なぜ、モルディブのホテルリゾート内は治安が良いのか?

さてここまでご説明してきたようにモルディブのホテルリゾートはダントツで治安が良いです。それはもはや日本よりも良いのですが、リゾート内の治安が良い理由は主に3つあります。

モルディブのリゾートの治安が良い理由

①1島1リゾートという閉じられた環境である
②貴重品を持ち歩く必要がない
③島内に泊まり込んでいる従業員の人数が多い

 

治安が良い理由1:1島1リゾートという閉じられた環境だから

前述した通り、モルディブでは1つの島に1つのリゾートホテルが基本です。外部から人が入ってくるためには船や水上飛行機を使う必要があります。

したがって、不特定多数が出入りする事は出来ず、旅行客と従業員だけが島の中にいる状態なので治安が良いのです。この1島1リゾートという特殊な環境がリゾート内の治安の良さにつながっています。

 

治安が良い理由2:貴重品を持ち歩く必要がない

モルディブのリゾート内では基本的に「ツケ払い」のような制度になっていて、かかったお金は全て島を出るタイミングで払うリゾートがほとんどです。

そのため、財布やパスポートなどを外に持ち出す必要性がないため必然的にそういった犯罪に繋がるような事が少なくなるのです。

ちなみにオールインクルーシブと呼ばれる、食事やドリンク、アクティビティが全て込みのリゾートではホテルリゾート内での支払いはチップだけということもあるので、そもそも多額の現金を持っている人が少ないという理由もあります。

 

治安が良い理由3:島内に泊まり込んでいる従業員の人数が多い

モルディブは1島1リゾートゆえに、従業員が宿泊する場所も島内にあることが多いです。従業員は島内で寝起きし、生活しています

そのため夜中でもリゾート内に従業員がたくさんいて常に見回りをしてくれています。実際に私が滞在したジュメイラヴィタベリでもどの時間帯でも何人もの従業員を見かけました。

 

モルディブは非常事態宣言が出ることもあったけど実際は特に問題なし

2018年2月に、モルディブで非常事態宣言が出されました。記憶にある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

モルディブで、最高裁が政治犯9人の釈放などを命じたのを機に政情不安が深まっている。ヤミーン大統領は最高裁の命令を拒否し、5日に非常事態宣言を発令。

引用:毎日新聞より

元々は、中国よりのヤミーン政権とインドよりの野党との衝突、という意味合いが強かったのがこの非常事態宣言。

2018年3月に解除され、中国とインドの衝突も回避されました。非常事態宣言の敷かれている間は、マーレ市街ではデモが行われ、負傷者が出ましたが、大きな暴動などには発展しませんでした

なお、マーレから離れている各リゾートでは特に被害はありませんでした。

私は2019年1月にモルディブを訪れましたが、首都マーレの空港でも全く危険を感じることはなく、地元の人も普段通りの様子でした。もちろん、リゾートでも影響は全く見られませんでした。

このように、非常事態宣言が出されましたが、一時的なものでした。また、多くの人が向かうリゾートへの影響は、ほとんどなかったと言っても良いと思います。

外務省海外安全情報でも危険はなし

海外の安全情報に関して日本の外務省が出している「海外安全情報」というものがありますが、2019年4月現在モルディブに関しては何の危険情報も報告されていません。

すなわち身の危険に関わるような懸念はないということになります。実際私が訪問した際も極めて治安は良好でしたので、旅行を計画されている方は治安に関しては心配することなく候補地の1つとして選んで良いかと思います。

“現在,危険情報や感染症危険情報は出ておりませんが,最新のスポット情報や安全対策基礎データ等を参照の上,安全対策に心がけてください。”

外務省の海外安全情報を見る

モルディブの治安についてのまとめ

お伝えしてきたようにモルディブはリゾートに滞在するのでしたら、治安はほとんど心配する必要がありません

首都マーレに滞在したり観光したりする予定であれば、海外旅行中に気をつけるべきポイントを守りましょう。基本的にどこの国に滞在する場合も上記の点に気をつけるべきなのは変わりません。

モルディブは本当に美しく、天国のような場所でした。リゾートは特に治安の心配もなく、時間を忘れてゆったり過ごしたい方には本当おすすめです。

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