新婚旅行で憧れのモルディブに行ってみたいけど・・・
「英語が話せない」
「海外旅行、初めてで不安だな…」
そんな方もいるかもしれません。特に海外旅行も初めてという方は、そもそもちゃんとモルディブにたどり着けるのかさえ不安ですよね、、。
そこでこの記事では、英語がほとんど分からない中でモルディブに新婚旅行に行ったannaさんに「英語が話せないけどモルディブ旅行を楽しめるのか?」ということに関して赤裸々に記事にしていただきましたのでぜひ参考にしてみてください!
英語力はというと簡単な単語は理解できますが、中学生レベルの文章も話せない、聞き取れないお粗末な感じです…。私も旅行前はとても不安だったので、少しでも同じ悩みを持つ方の力になれれば嬉しいです♪
モルディブの公用語はディベヒ語だが、リゾートでは全員英語を話します
「モルディブって、何語が主流なの?」現地に行く前、私もそう思っていました。まず理解しておきたいのがモルディブの公用語と実際に使われている言葉は違うということです。
モルディブの公用語はディベヒ語といって、主にインドで多く話されている言語です。現地の方はもちろんこのディヘビ語というのを話すことができます。
しかし、モルディブは世界中から様々な国籍の方がやってくるグローバルな観光地。
そのため、現地のスタッフ、空港のスタッフ、清掃係りの方も皆んな英語を使ってコミュニケーションをとっているというのが実情です。
そもそもリゾートでは現地人以外にも複数の国のスタッフがいる
先ほどお伝えした通り、世界的なリゾート地のモルディブには世界中の様々な国から観光客がやってきます。
私は北マーレ環礁にあるヴィヴァンタ バイ タージコーラルリーフというリゾートに滞在したのですが、軽くホテル内を見渡すだけで日本、韓国、中国、アメリカ、フランス、アラブ系の方々…と非常に多国籍の観光客がいらっしゃいました。
そんなモルディブですので、ホテルのスタッフは現地人だけでなく複数の国のスタッフがいるのです。
そしてスタッフは全員基本的に英語を使ってコミュニケーションをとっているという感じです。
ちなみにリゾートによっては日本人のスタッフの方がいたりしますのでそういったリゾートを選ぶのも1つの手です!(日本人スタッフがいるリゾートは後半で紹介しています)
実際にモルディブで英語が話せなくてもなんとかなる?
結論から申し上げますと、私はなんとかなりました。最初にお伝えしましたように自分は殆ど英語を話せませんし、一緒に行った主人も同様に英語力は皆無という状況です、、。笑
それでもなんとかなったな!というのが今思い出す感想です!
例えばスタッフの言っていることが分からない時はスマートフォンの翻訳アプリを使用し、意味を理解しました。
また簡単な会話(この料理美味しい!や、これは辛いですか?)などは、中学生で習うような単語を並べれば大抵は理解して貰えました。笑
逆に現地人スタッフが簡単な日本語を話してくれる場面もあり、驚きました!モルディブは日本人が多く訪れる観光地ですので、スタッフも慣れているのかなと思いました。
英語を使う場面はどんな時?
さてそんな英語ができなくても何とかなったモルディブ旅行ですが、具体的にどんな場面で英語が必要なのか、少し整理してお伝えしたいと思います。
覚えている限り、英語が必要だったのは以下のような場面です。
①モルディブでの入国・出国審査
②リゾートでのチェックインやチェックアウト等、手続きをする時
③部屋からフロントに電話をかける時
④レストランで料理を注文する時
⑤リゾート内のショップや、町や空港で買い物をする時
英語を使う場面①モルディブでの入国・出国審査
これはもう海外旅行に行くならどうやっても回避できない関門ですが、「どれくらい滞在しますか?目的はなんですか?」などの簡単な質問を英語でされます。
英語が出来ない方は心配になるかもしれませんが、多く聞かれることや流れはガイドブックやネットに書いてあるので事前に受け応えを練習しておけば大丈夫です。(実際大丈夫でした!)
個人的にはこの本がおすすめです。とてもコンパクトで軽いので持ち運びやすいですし、目次によく使用するフレーズの一覧があったり使い勝手が良いです。
また和英で索引が乗っていたりするので、「あ〜これ何て言うんだっけ?」という時にすぐに見つけられて便利だなとおもいます。
ネットの記事だとエアトリという格安航空券予約サイトのページが分かりやすかったです。▶︎こちら
英語を使う場面②リゾートでのチェックインやチェックアウト等、手続きをする時
リゾートに着いてからもちょこちょこと英語を使う場面がありました。
チェックイン時は、大抵パスポートを提示すればスタッフが名前や宿泊情報を確認し対応してくれます。
その後ホテルによってはクレジットカードの提示を求められたり、指定の用紙に名前やメールアドレスなどの記入を求められますが、それだけで終了です。
私が滞在したリゾートでは、水上ボートで到着すると入口でスタッフが待機しており、何も伝えずともチェックインカウンターに案内してくれました。
そのままスタッフから「パスポートを見せて下さい」と声がけがあり、思ったよりあっさりとチェックインが済んだ印象でした!
英語を使う場面③部屋からフロントに電話をかける時
私は部屋でのトラブルはなく、電話をかける機会はありませんでしたが、なかにはシャワーの水が止まったり困ったことがあるかもしれません。そんな時は部屋にある電話でフロントに連絡することになります。
電話口での英語は特に聞き取りづらいので、そんな場合は英語が話せないと少し不安かもしれません。
いきなり電話で「ヘルプ!」なんて言うわけにはいきませんし…。どうしても電話は難しい!という場合は直接フロントに行ってしまうのも手ですね。スタッフに現状を見てもらうのが一番早いかなと思います。
英語を使う場面④レストランで料理を注文する時
私が滞在したリゾートでは、夜は選択式のコース料理、朝はバイキングでしたのでそこまで注文には困りませんでした。
料理について質問をしたりする場合は、しっかりと英語で話す必要もあるかもしれませんが、希望の料理を伝えるだけなら、割と簡単かなと思います。
ちなにモルディブは日本の観光客が多いため、日本語バージョンのメニューを用意しているリゾートも多いです。筆者が滞在したホテルも用意してあり、とても分かりやすかったです。
英語を使う場面⑤リゾート内のショップや、町や空港で買い物をする時
基本的に買い物は商品を選んでレジに行くだけなので、難しい英語を話したりすることはありません。
ただ、日本と同じように店員さんに話しかけられる場合も多いです。笑
私もお土産の紅茶を選んでいる時に、商品について何やら説明をされて少し焦りました…。ただこちらが沢山話さない限り、それ以上突っ込んでくることはありませんので安心して下さいね。
英語を話せなくて困ったことはあった?
冒頭からお伝えしている通り私はは殆ど英語が話せませんが、特に困ったことはありませんでした。
宿泊したリゾートには日本語が話せるスタッフがいて、ホテルで行うオプショナルツアーの申し込みや、チェックイン後の細かい説明を全て行ってくれたからというのも大きかったです。
食事の時間や、注意事項なども全て日本語で説明してくれたので、不安なことは何もなくリゾートでの時間を楽しむことが出来ました。
またモルディブは観光で成り立っている国と言っても過言ではありません。観光客に対する対応はどのスタッフも素晴らしく、こちらの言いたいことを理解しようと頑張ってくれているな…と感じました!
そのため英語が通じなくとも、アイコンタクトやジェスチャーで何とかなる部分も多かったです。
ただ、コミュニケーションとして簡単な英語が話せればさらに旅が楽しくなっただろうなとも思います。
ちなみに私たち夫婦は英語も話せない、海外旅行も初めて…の初心者でしたので空港での乗り換えや入国審査は少し不安がありました。
ですが、乗り換え方法は事前に調べることができますし出入国審査は聞かれることが殆ど決まっているのでしっかりと予習をしていけば問題ないかと思います。
英語を話せなくて、どうしても不安な場合の3つの解決策
ここまでの体験談を見て「何だか大丈夫そうだな!」と思う方もいれば、一方で「やっぱり不安だな」と思う方もいるかもしれません。
しかし英語が出来ないという理由だけでモルディブを諦めるのは絶対におすすめしません!あんなに魅力的な場所はなかなかないと思います!
そこでそんな不安が残る方に提言したい解決策が3つありますのでお伝えできればと思います。
①日本人スタッフがいるリゾートを選ぶ
②ツアーで行き、ツアー会社に日本語で対応してもらう
③同じリゾートにいる日本人に助けてもらう
解決策①日本人スタッフがいるリゾートを選ぶ
まず最初におすすめしたい解決策は、私と同じように「日本人スタッフのいるリゾートを選ぶ」という事です。
ただ1点気をつける必要があるのが、「日本人がいる」と謳っていてもタイミングによっては休暇中だったり退職したいりしていて「日本人がいない」という状況もあり得るという事です。
ですのでリゾートを決める前には、必ずリゾート側に「日本人スタッフがいるか?」ということを確認されることをおすすめします。
日本人スタッフがいるおすすめリゾート5選
私の調べられた範囲で「日本人スタッフがいる」という情報のあるリゾートを5つピックアップしてみました!
・コンラッド モルディブ ランガリ アイランド
・フォーシーズンズ リゾート モルディブ クダフラ
・バロス モルディブ
・コモ ココアアイランド モルディブ
・デュシタニ モルディブ
・ヴィヴァンタ バイ タージコーラルリーフ
私たちが滞在したのは「ヴィヴァンタ バイ タージコーラルリーフ」というリゾートです。
私も主人も英語が話せないので、リゾートを選ぶ上で「日本人スタッフがいること」は重要な条件の1つでした。
結局予算の都合もあり「日本人ではないが 日本語が話せるスタッフがいる」こちらのリゾートにしたのですが、スタッフも親切でしたしもちろん日本語も通じたので本当に良かったなと思います。
たまにこちらの言っていることに対して「?」という顔をされることもありましたが…。笑
日本人スタッフがいるリゾートを探すポイント
大きいリゾートは日本人を含め多くの国の方が来ますので、多国籍に対応している事が多いです。反対に隠れ家的なリゾートなどは日本人スタッフを置くのはコスパが悪いので置いてない場合も多いです。そういった観点でもリゾートを探してみてください!
また日本食が用意してあるリゾートは日本語対応可能なスタッフがいる可能性が高いです!笑
解決策②ツアーで行き、ツアー会社に日本語で対応してもらう
ホテルに日本人スタッフがいても、やっぱり不安…そんな方は、ツアーで行くのはいかがでしょうか?
ツアーといっても、団体でゾロゾロ…なんてものではありません。新婚やカップル向けのハネムーンプランで、2人だけのツアーというのがほとんどです。
日本のツアー会社に申し込めば、空港到着時から現地の日本人スタッフに案内と対応をしてもらうことができます。
リゾートに到着したあとも、電話の対応窓口があるので、そこに電話をかければ日本語で困ったことや分からないことなどを聞くことができます。
基本的にお願いすれば何でも教えれくれますし、リゾートのスタッフに繋いで会話してもらう事も可能だったりしますのでかなり心強いです!
解決策③同じリゾートにいる日本人に助けてもらう
大人気のモルディブですから、滞在するリゾートには自分達以外にも日本人がいる確率が高いです。
基本的には、各々まったりと過ごしていますが、たまにレストランやアクティビティで一緒になる機会もあります。
英語が通じずどうしても困った時、同じ日本人の観光客を頼るのもありなのかなと思います。スタッフには聞き辛いような小さなことでも、立場の同じ観光客であれば話せることもあるかと思いますので、気軽に話しかけてみるのもありです!
英語が苦手な方がモルディブ旅行に行く場合の注意点
最後に英語が出来ない・苦手な方がモルディブ旅行に行く場合の注意点をお伝えしておこうと思います。
・空港で乗換あるので事前のちょこっと予習が必要
・日本人スタッフ休日かも
・アクティビティ担当が日本語通じない!
注意点①空港で乗り換えが必要なため、事前に予習しておく方が良い
観光地によっては現地までの直行便があり、行きの飛行機に乗れさえすればそのまま現地に到着!なんて場所もありますが、現地点でモルディブに直行便はありません。
そのため海外旅行に不慣れな場合は、ネットで記事を検索するなりして持ち物やトランジットの方法などを予習しておくことをおすすめします。
途中で経由したい場所があったり、利用する航空会社によって変わりますが、ポピュラーかつ最安で行けるのは「スリランカ航空」を利用する行き方です。
~スリランカ航空の場合~
成田空港を出発しコロンボ行きの飛行機でコロンボへ。ここで乗り換えをし、モルディブの首都マーレ国際空港へ。
このような行き方になります。コロンボに到着してから出発までは2時間前後あり、ここでマーレ行きの飛行機に乗り換えをすることになります。
2時間もあるなら余裕だな。と私たちは余裕をかましていたのですが、、、初めての場所、手荷物検査、英語の電光掲示板…と少しドキドキした記憶があります。
乗り換えの空港に何時に到着して、何時の飛行機に乗るのか。どこに向かえばいいのか、など時間をきちんとチェックしつつ、予習をしっかりして早め早めの行動をすることが大切です。
注意点②日本人スタッフがいるリゾートでも休日の場合もある
仕方のないことですが、現地に行ってみると日本人スタッフが休日でいない場合もあります。
そんな時は、残念ですが自分たちで何とかするしかありません。スマートフォンで利用できる、翻訳アプリを利用したり、身振り手振りで何とか伝えたり。
ツアー会社によっては24時間対応の海外サポートダイヤル等を設けてますのでどうしてもスタッフの言葉が理解できない時は積極的に利用してみても良いと思います。
注意点③アクティビティの担当が日本人でない場合もある
現地では、ダイビングや船上ツアー、ハネムーンフォトなど様々なアクティビティがあります。
中にはアクティビティも日本人スタッフが行っているリゾートもありますが、ほとんどの場合は英語しか通じない現地スタッフが行っている場合が多いです。
私たちが宿泊したリゾートも同様で、アクティビティは全て現地人スタッフが対応してくれました。
最初は少し不安に感じましたが、スタッフは私たちでもわかる簡単な英単語で伝えてくれたりジェスチャーで案内をしてくれたので、楽しく過ごすことができました。
ただダイビングなど命に関わるようなアクティビティの場合は、英語が通じないとなると少し不安があるかもしれないので、そこは慎重にアクティビティを選ぶのも大事ではないかな?と思います。
英語ができなくてもモルディブ旅行は楽しめるのか!?まとめ
ここまで、英語が話せなくともモルディブは楽しめるのか…というテーマでお伝えしました。少しでも不安は減りましたでしょうか?
確かに英語が話せれば困ることはないでしょうし、たくさんコミュニケーションが取れます。
ですが事前にしっかりと予習をして、当日を迎えれば英語が分からなくても楽しく過ごすことは絶対にできます!
そして何よりモルディブは、言葉の問題なんて忘れてしまうくらい最高の場所ですので、ぜひ1人でも多くの方にその魅力を感じていただきたいな!と思っています。