モルディブ旅行の準備をする際に、モルディブってどんな服を持って行ったらいいのかな?と迷う方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、実際に2018年にモルディブにハネムーンで行ったminaさんに実体験に基づいて記事を書いていただきました。また合わせて、2019年にモルディブに行った管理人の体験も交えて「モルディブの服装」についてお伝えできればと思います。
実際にリゾート内でどのような服装の人が多いのか、行き帰りの飛行機ではどのような服装が良いのか、また持っていくと便利なアイテムはあるのかなど!これを見れば服についての疑問は全て解決できるようにしましたのでぜひ参考にしてください。
モルディブは年中温暖な気候
モルディブの服装を考える際にまず理解をしておきたいのがモルディブの気候です。
モルディブは1年を通して比較的温暖な気候で、日本のように四季はありません。季節と言えば乾季と雨季の二種類です。
平均気温は年間を通して26℃~33℃でとても過ごしやすく、いかにも南国らしい気候とい言えます。
なお雨季のシーズンであっても、気温はそれほど下がることはなく、スコールが一日に何度かある以外は基本的に暖かいです。
モルディブはTHE南国という気候ですが、日本の真夏のように暑くなりすぎる事はなく非常に過ごしやすいです。日中は日差しがあると結構な暑さになりますが、日陰では非常に涼しいです。
そのため夜になると、風が吹くと少し肌寒さを感じることもあります。
モルディブに行く際の服装の注意点
モルディブは温暖な気候とは言え、日中と夜では寒暖差があることも多く、スコールが降るとやはり若干ひんやりと感じることもあります。
そのため、薄着だけでは体調を崩してしまうこともあると思うので、薄い羽織ものやストールなどがあると重宝します。
日焼け対策は万全にしよう
モルディブは紫外線が強いため、日焼け対策を万全に行う必要があります。
海に行く時はもちろんのこと、ヴィラから出て外を歩く際は短時間でも日焼け止めを塗る必要があります。私が愛用しているのはアネッサの日焼け止めです。これを使用していたのでほとんど日焼けはしませんでした。
ラッシュガードは大活躍アイテム
ただちょっと出歩くだけで日焼け止めを塗るのは面倒に感じることもあると思うので、さっと羽織れるようにラッシュガードもあると良いと思います。
ラッシュガードは撥水性が良く濡れた後に軽く羽織ることもできますし、肌寒い時にも活躍する、モルディブ旅行では重宝するアイテムです。(シュノーケリングをする際にもラッシュガードを着ていると火傷対策にもなりますが、そこまでは必要ない気がします)
サングラスや帽子も必須
またサングラスや帽子も日焼け対策として持っていくと重宝します。サングラスは事前に購入して行ってもいいと思いますが、成田空港やトランジットのチャンギ国際空港などでもブランドものからそうでないものまで売っていますので、いく途中に買うのでもOKです。
日傘は不要です!
なお日傘は邪魔になることも多いので、あまりおすすめはできません。特にリゾート内での移動が徒歩とは限らないため、日傘は使いづらいことが多いです。
私たちの場合はヴィラからレストランがあるところやレセプションへ行く際も、お迎えのカートを呼んで移動したり、部屋に備え付けの自転車で移動したりすることがほとんどだったため、日傘を使う機会はありませんでした。
雨季に行く場合は雨対策も
また雨季に行かれる方はスコールに遭うこともあるので、撥水機能がついたウィンドーブレーカーやレインポンチョのようなものを持参することをおすすめします。
意外と海に出てしまうと雨宿りできる箇所は少なく、スコールが降り始めた際にヴィラにすぐに戻れる位置にいないとずぶ濡れになってしまうこともあるので注意が必要です。
さらにダイビングやアイランドホッピング等、海で長い時間を過ごすアクティビティを計画されている方は、少し厚手のパーカーを持っていっても良いと思います。
モルディブで実際にこんな服装をしてました
私(女性)の服装
基本的にはTシャツ短パン、ノースリーブのワンピース、マキシワンピ、足元はサンダルで過ごしていました。
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私は水上ヴィラに宿泊したおかげで、部屋からすぐに海に出られたので水着もその都度脱ぎ着していましたが、部屋から遠いビーチに行かれる方や1日中ずっと海に入ったり出たりする方は水着の上にTシャツ短パンを着ている人も多かったです。
また日焼け防止のために、サングラスは常に着用していました。
大きなハットも持っていったのですが、風が強くて吹き飛ばされることがあったため、どちらかというとキャップの方が飛ばされなくて良いと感じました。
ちなみに水着を現地で調達しようと考えている方やリゾートワンピースを現地で購入しようと考えている方もいるかもしれません。
しかし、リゾートについてしまうと買える場所が限られていたり、サイズが合わなかったりする可能性も高いです、
そのため現地調達は選択肢に入れず、日本から持参することを強くおすすめします。
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男性の服装
主人はTシャツとハーフパンツ、タンクトップにハーフパンツにサンダルといった服装で過ごしていることが多かったです。
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砂浜を歩いたり、海辺を歩いたりする機会が多く、長ズボンだと汚れる可能性が高いため、長ズボンを持参していたものの履く機会はありませんでした。(また長ズボンだと単純に暑かったようです)
現地のスタッフさんもほとんどの方がハーフパンツを履いていたので、長ズボンはよっぽど日焼けや虫よけを気にする方でない限り不要だと思います。
他のお客さんの服装
他のお客さんも基本的には私達と同じような格好で、キャミソールやノースリーブといった薄着で過ごしていることがほとんどでした。
特に欧米の方などは暑がりなのか、かなり薄着で過ごしていましたし、ビーチ横のバーでは水着のままで過ごしている方も何人もいらっしゃいましたので、服装は本当に何も気にしなくてもいい感じだと思います。
モルディブでドレスコードは必要?
ここまでモルディブのリゾート内での服装についてご紹介しましたが、「ドレスコード」っているのかな?と不安に思われている方もいるかもしれません。
実際、私達が宿泊したジュメイラ・ヴィッタヴェリでもそこまでフォーマルではないものの、フレンチレストランのディナーなど一部のレストランを利用する時は服装に気をつける必要がありました。
それでも、いわゆるドレスコードと言われるほど格式ばった服装である必要はありません。
女性であればあまり露出度が高くないワンピースのようなもので大丈夫ですし、マキシワンピにカーディガンを羽織る程度でも構いません。
男性も襟付きのシャツがあれば全然OKといった感じの雰囲気でした。
男性のパンツについては現地のスタッフさんもハーフパンツで過ごしていたので、主人も襟付きの半袖シャツにハーフパンツという格好でした。
なので、ドレスコードと言うほどかしこまる必要はありません。ただ、それなりのランクのホテルに宿泊するのであれば「ちょっと綺麗めの服」は持っていくべきかと思います。
モルディブリゾート内はすっぴんでうろうろしても大丈夫?
モルディブにいる間は好きなタイミングで海に入れるので、がっつり化粧をすることはほとんどありませんでした。
レストランに行く時などは簡単にメイクをすることもありましたが、基本的にはすっぴんで過ごしていても問題ないと思います。
そんな時は、すっぴんで過ごしていてもすっぴんぽく見えないようにする方法を検討してみても良いかもしれません。
例えば最近は日焼け止めに化粧下地が入っているものもあるのでそれらを活用するのも一つの方法です。
また、旅行前に眉ティントをしたり、マツエクをしたりして何も化粧をしていなくてもすっぴんぽく見えないようにしておくのもおすすめです。
実は迷うモルディブまでの服装
最後にモルディブへの道中はどのような服装が良いのかについてご紹介しようと思います。
モルディブへの空路は必ず乗り継ぎが発生する事に加え、飛行時間も長いため基本的には動きやすく楽な服装がおすすめです。
また機内や乗り継ぎ空港は意外と空調がきいていて冷えることもあるので、パーカーのように脱ぎ着しやすく体温調節がしやすい服装が良いかと思います。
パーカーがあればモルディブに着いてからもさっと羽織れて重宝するのでおすすめです。加えて海外の飛行機は冷房が強めな場合が多いので冷え対策として靴下があっても良いと思います。
またマーレに到着後、スピードボートでリゾートへ移動する場合は丈の長いものや裾が広がったものを着用していると濡れたりする可能性もゼロではないので注意が必要です。
そのため、マキシワンピースはリゾート滞在中は重宝しますが、移動日の服装としてはあまり向かないと思います。それよりはゆったりとしたズボンの方がおすすめです。
モルディブ旅行の服装まとめ
ここまでモルディブでの服装についてご紹介してきました。基本的には温暖で過ごしやすい気候なため、薄着で過ごせることがほとんどですし、たくさんの服を持っていく必要もないと思います。
パジャマに関してもリゾートで用意してあることがほとんどで、ジュメイラでもズボンタイプとバスローブタイプの2つが用意してありました。
ただし、現地で何かしら不足した際に調達するのがなかなか難しいので過不足なく準備をされることをおすすめします。
また余談にはなりますが、ハネムーンでモルディブに行かれる方の中には前撮りとしてドレスで写真を撮ったり海外挙式のような形を考えていたりする方もいるかもしれません。
しかし現地で用意してあるドレスのサイズは限定的なことが多いです。実際私も写真撮影をしましたが、ドレスのサイズが一つしかなく、若干大きいまま着用することになりました。
事前に旅行代理店とやり取りしていた中では様々なデザインのドレスがあり、それぞれサイズも用意してあるとのことでしたが、現地へ行って見るとカタログに載っている全ての種類があったわけではなく、一部しか置いてありませんでした。
また、男性に関しては白シャツハーフパンツという格好がカタログに載っていたため、日本でタキシードをレンタルして持参しました。