せっかく海が綺麗なモルディブへ行くのだから、ダイビングにチャレンジしてみたい!とお思いの方は多いのではないでしょうか。
でも、同時にこんな不安もありますよね。
・初心者なのに海外でダイビングをしても大丈夫かな?
・英語は正直、得意じゃないんだけど…
・ダイビングって危険はないの?
そこでこの記事では実際にモルディブの新婚旅行でダイビングを経験したmadokaさんに「実際どうだったのか?」という事を記事にしていただきましたので参考にしてみてください!
注意点などもお伝えしますのでしっかり読んでみてください!
モルディブの新婚旅行で体験ダイビングをしました
私は新婚旅行でモルディブを訪れた際に、体験ダイビングをしました。ボートで沖まで連れて行ってもらい、インストラクターの人と私たち夫婦の3人で潜りました。
美しいサンゴと、熱帯のカラフルな魚を目の前で見ることができ、非常に感動しました。南国の海でのダイビングはそうそうできる機会はありません。
少しでもダイビングに興味があるならば、チャレンジしてみてください。良い思い出になること間違いなしです。
ダイビングって初心者でも大丈夫なの?
まず気になるのが「初心者でも大丈夫なの?」という事ですよね。
先に結論からお伝えすると、全然大丈夫です。というのも初心者用の体験ダイビングというのが基本的にどこのリゾートでも用意されているからです。
モルディブのダイビングには大きく分けて2つのコースがあります。
1つ目はダイビングのライセンスを持っている人が潜るためのコース。ダイビングのライセンスは世界共通です。したがってモルディブでもライセンス所有者として潜ることができます。
2つ目はダイビングのライセンスを持っていない人のためのコース。初めてのダイビングでも安全に潜れるように工夫されたプログラムになっています。初心者はこちらのコースで潜ることになります。
参考までに、初心者のわたしがモルディブで体験ダイビングをした際の流れを記載します。
初心者がモルディブで体験ダイビングをするまでの流れ
それではここから実際に私が体験ダイビングをした際に、どんな順序で行なっていったのか・何をしたのかお伝えしたいと思います!
ざっくり手順を示すと以下のような感じでした。
①リゾート内でダイビング申込
②当日に水着に着替えてダイビングショップへ
③講習ビデオ受講
④ウエットスーツを着て乗船
⑤インストラクターから注意事項説明
⑥ダイブ!
STEP1①リゾートホテルのダイビングショップで事前に申し込み
モルディブは1島1リゾートで、島から出ずにアクティビティを楽しめるようになっています。島から出るには船や水上飛行機が必要だからです。
したがって基本的にどこのリゾートも、リゾート内にダイビングショップやダイビングセンターを設けています。私もリゾート内のダイビングショップへ行き、ダイビングの初心者コースを申し込みました。
いつまでに申し込めばいいのかはリゾートにより異なりますので、チェックインの際に確認するのが良いと思います。
またダイビングショップによっては、プールで機材の扱い方について講習してくれることもあります。
STEP②当日、水着に着替えてダイビングショップへ
体験当日は自分たちの部屋で水着に着替えてダイビングショップへ向かいます。もちろん水着の上に何か羽織っていかないと日焼けもしますし、寒かったりもしますので上着は必要です。
STEP③15分ほどの講習ビデオ視聴
ダイビングショップに行き時間になると15分ほどの講習ビデオを視聴させられます。正直な話、全て英語だったためあまり理解はできず。。。という感じでした。笑
STEP④ウェットスーツを着て早速ボートへ乗り込み
ビデオが終わると早速ウェットスーツを来てボートへ乗り込みます。
STEP⑤ボートの上でインストラクターから注意点の説明を受ける
ここでは海に潜ってからのジェスチャーの確認がメインです。こちらも全て英語でしたがインストラクターも私たちが英語が得意ではないとわかり、身振り手振りを加えて説明してくれて理解できました!
STEP⑥ダイビング!
いよいよダイビングです!細かな注意点や不安な点などはこの後お伝えしていますので参考にしてみてください。とにかく楽しかったです!
英語があまり得意ではないけど大丈夫?
ここまでの説明で「英語による説明」というのが出てきてちょっと戸惑った方もいるかもしれません。
英語が得意でない方からすると英語での説明ってハードル高く感じますよね。
でも安心してください。私も英語苦手な部類の人間ですが、事前にダイビングの注意点をわかっていれば大丈夫でした。
英語が得意でなくても大丈夫な理由①ダイビングのインストラクターも英語ができない人への対処は慣れているから
モルディブへの旅行客には英語を話せない人も少なからずいます。
そのためダイビングのインストラクターもそれは承知していますから、工夫してわかりやすく伝えてくれます。
英語が得意でなくても大丈夫な理由②海に潜ってしまえばジェスチャーでコミュニケーションを取るから
海に潜ってからは当然、日本語も英語も何も喋ることはできません。したがって必然的にジェスチャーでコミュニケーションをとることになります。
そのため英語が分からなくても問題ないですし、分かっていても海の中では意味がありません。
ダイビング前には事前に陸上でジェスチャーの確認をします。誰が見てもわかるようなものですので覚えられなくても心配ありません。
英語が得意でなくても大丈夫な理由③機材の調整は全部やってもらえるから
初心者のコースであればダイビングに必要な機材の調整も細かな準備も全てインストラクターがやってくれます。
したがって英語がわからなくても、なされるがまま機材を準備してもらって、海へダイブ!でOKです。
ダイビングをするなら日本人スタッフがいるところの方が良い?
英語が苦手でどうしても不安・絶対に無理。という方以外は日本人スタッフがいなくても大丈夫だと思います。(もちろん、いると安心なのでいるに越したことはありませんが。笑)
絶対に守るべき注意点はそれほど多くありませんし、事前にダイビングの情報を収集していれば英語でもなんとなくわかります。
初心者がモルディブで体験ダイビングをするときの注意点
ダイビングは楽しいスポーツですが、守らないと命に関わる注意点があります。以下に基本的な注意点をお伝えしますので、ダイビングとはどんなものなのか理解いただくと良いかと思います!
なお私はダイビングの専門家ではないので、実際にダイビングをすることになった場合は、下記サイトなどでダイビングの基礎知識を一通り持っておくことをおすすめします。
参考サイト:https://marinediving.com/skill/basic_skill/basic.shtml
注意点①インストラクターとはぐれず、言われたことは絶対に守ること
モルディブで体験ダイビングをする場合は、インストラクターの言うことを守っていればまず、心配ありません。
インストラクターは多くの初心者のダイバーと潜っている経験があります。危険があれば必ず助けてくれますし、初心者の人がやりがちな行動も知っています。安心してお任せしましょう。
ダイビングをしているときには目の前の綺麗な魚やサンゴに夢中になってインストラクターと離れてしまわないように注意してください。
ダイビングはいきなり深く潜ったり、急浮上したりすることは危険です。インストラクターがゆっくり誘導してくれますので付いていけば大丈夫です。
注意点②体調不良の際には無理をしないこと
ダイビングは、初心者でも海中約10~15メートルという深さまで潜ります。普段経験しない特殊な環境ですので、体調が良くないなと思ったら無理をせずインストラクターに申し出てください。
ダイビング中の海中にいる時だったら、ジェスチャーで伝えて下さい。ゆっくり海面まで浮上するようにインストラクターが誘導してくれます。
なお、ボートで沖まで出てのダイビング(ボートダイビング)をする場合は船酔いすることもあります。酔い止めを飲んでから行くと安心です。
少しの船酔いであれば潜った方が気持ち悪くならずにすみます。海中は船上のように揺れないので、潜っている間は気持ち悪くなりません。
複数グループでのボートダイビングの場合、他のグループの人がダイビングを終えるまで船の上で待つことになります。
船上にいる間はずっと辛い思いをすることになるので、多少の船酔いでしたら潜ってしまうのも良いですよ。
注意点③海中での耳抜きができなければインストラクターに申し出て
耳抜きはダイビングをするのに必須スキルです。飛行機で耳がキーンとなったときに、鼻をつまんで息を止めますよね。同じことを海中でやります。
耳抜きをしないまま、深く潜ってしまうと水圧で痛くてたまらなくなります。
インストラクターは海中でこまめに耳抜きのタイミングを教えてくれます。できなければ我慢せず、その場でインストラクターにジェスチャーで伝えます。少し浮上したら簡単に耳抜きができるので慌てずに。
鼻が詰まっていると耳抜きがしづらいこともあります。以下は耳抜きのコツです。
・鼻をつまんで息を止める
・唾を飲み込む
・欠伸をするように顎を動かす
注意点④ダイビングの後、一定時間は飛行機に乗れません。日程調整は確実に。
ダイビングの後は12~18時間空けなければ、飛行機に乗れません。水中で呼吸をした際に体に吸収される窒素が、高所に行くと低気圧で膨らみ、減圧症を引き起こすことがあるからです。
減圧症は関節痛や呼吸障害を引き起こします。ダイビングをするタイミングは、飛行機の日程をしっかり確認して下さいね!
注意点⑤海中から海面への急浮上はとっても危険です!
私が以前、初めてダイビングをしたときのこと。海中でレギュレータ(呼吸をするために口にくわえる機械)が口から落ちてしまいました。
海中約10メートル、息が苦しくなってパニックになり、海面へ一気に浮上してしまい、インストラクターにとっても怒られました。
幸い、体調に異変はありませんでしたが、とても危険なことをしてしまいました。
急に海面に浮上すると、なぜいけないのでしょうか。
それは、先ほど述べた減圧症になってしまうことがあるから。急激に体にかかる圧力が変化するので、飛行機に乗らなくても、減圧症になってしまうことがあるからです。
初心者が潜る深さはそれほど深くありませんが、減圧症にかかってしまうことがあります。
急浮上は危ないことは事前に知っておきましょう!
ライセンスまでは取る必要はないので、触りだけ日本語で説明を受けて安心できる環境で一度潜ってみると恐怖心も拭えるかと思います!
日本人スタッフがいる(と考えられる)リゾート20選
とはいえやっぱり日本語がわかるスタッフがいないと不安!という方のために、日本語がわかるホテルスタッフ及びダイビングスタッフの両方そろっている(と思われる)リゾートをまとめました。
上から順番に予算がお手頃のリゾートを並べています。注意点を守って、ダイビングを楽しんでください!
管理人はダイビングをしませんでしたが、特に後悔はしていません
というのも妻も私も完全な初心者で、初めての地で初めての説明を受けて海に飛び込むのが非常に怖かったからです。(しかも何も事前知識もつけてなかったので)
ですので、少なくともダイビングに参加したいなと思っている方は事前に知識を付けたり動画くらいはみておくことをおすすめします。
また、仮に怖くなったらキャンセルしても良いと思います。私たちは結局ダイビングをしなかったものの一切後悔はしていませんし、それこそシュノーケリングでもモルディブの海を堪能できたからです。
この記事も参考にダイビングを検討していただければと思います!